仙台市泉区で介護福祉事業を展開する株式会社ゆらリズム（以下ゆらリズム）は、株式会社ウィル・シードがIMPACT Foundation Japan（INTILAQ東北イノベーションセンター）と共同で主催している、地域共⽣社会実現に向けた「四⽅よしコミュニティー」活動（※1）の一環として、2021 年4 ⽉からゆらリズムが運営する放課後等デイサービス（以下 放デイ）に通う⼦どもを対象とした「ゆらリズム職場体験チャレンジ100！」を行っています。

放デイに通う障がいを持った⼦どもは健常者と⽐べて⾊々なことを体験する機会が少なく、進学や就職の幅が限られているなどの

課題があります。さらに新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響によりこれまで⾏われていた数少ないイベントや活動も⾃粛せざる

を得ない状況となっています。「ゆらリズム職場体験チャレンジ100！」は、放デイに通う⼦どもを対象にオンラインを活⽤することで、新型コロナウイルス感染のリスクに考慮しつつ、”普段できない様々な体験”をしてもらうことを狙いに、100事業所の職場体験の実施を目指しています。これまでに、「日本盲導犬協会」や「国立音楽院」など様々な企業団体にご協力いただき、職場体験が実現しています。

今回は2022年4月5日㈫、油圧ショベルやブルドーザーなどの建設・鉱山機械などに関する事業をグローバルに展開しているコマツ（株式会社小松製作所　以下コマツ）のＩｏＴセンタ東北にて職場体験会を開催しました。昨年11月にはコマツ大阪工場でオンライン工場見学を開催しており、ゆらリズムとコマツのイベントは今回が第２弾となります。

ＩｏＴセンタはお客様にスマートコンストラクションをより深く理解して頂くための施設で、ＩＣＴ建機の試乗やデモンストレーションの見学、ドローンの体験等が出来ます。ＩｏＴセンタは日本全国に１０か所あり、ここＩｏＴセンタ東北は宮城県大郷町にあります。

　当日は天候にも恵まれ、15人の子どもたちがＩＣＴ建機の試乗やドローンの操縦体験等を行いました。普段は触ることが出来ない大きな建設機械に試乗したり、質問コーナーでは「コマツは何を作っている会社ですか」という質問に対して「コマツは夢を作っています」と粋な回答をいただく場面も見られました。油圧ショベルPC200i-11をバックに記念撮影も行いました。保護者の方々からも「日頃出来ない体験をさせて頂きありがとうございました。」と感謝のお言葉を多数頂きました。

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